レーシング・ブルズのリカルド、テスト2日目は5番手。マシンに好感触も「アストンのようなおとぎ話にはならない」

 レーシング・ブルズ/RBのダニエル・リカルドは、バーレーンでのF1プレシーズンテスト2日目に、ソフト寄りのC4タイヤでのタイムとはいえ、17人中5番手に入った。初日には4番手タイムを出しており、テストを順調に進めているようにみえる。

 リカルドは、2024年型マシンVCARB 01に良い感触を持っている。外部からは昨年のレッドブルとの類似が指摘されているが、リカルドは、自分たちのマシンは独自に進化させたものだと主張している。

2024年F1バーレーンテスト2日目 ダニエル・リカルド(レーシング・ブルズ)

「しっくりきているし、コース上で良い感触を持っている」とリカルドが語ったと『Sky Italy』が伝えた。

「このマシンは2023年型マシンの進化型だ。メルセデスやレッドブルではなく、昨年型を進化させたものなんだ。バランスの取れたマシンだけど、ダウンフォースをもっと見つけ出す必要がある」

 ここまでのテストでの好調さによってレーシング・ブルズは注目を集めている。しかしリカルドは、昨年の特にシーズン序盤に強さを発揮し、しばしば表彰台に上ったアストンマーティンほどの飛躍は難しいと考えている。

2024年F1バーレーンテスト2日目 ダニエル・リカルド(レーシング・ブルズ)

「去年のアストンマーティンのようにはならないだろうが、僕たちはシーズンのなかで改善し、より強力になっていくだろう。最初はトップ10に入れることを願っている。表彰台について考えるのは難しいだろうね」

「チーム内部の顔ぶれがかなり変わった。正しいスピードを見つけ出すためには、もう少し時間をかける必要がある。去年のアストンのようなおとぎ話にはならないと思うよ」

2024年F1バーレーンテスト2日目 ダニエル・リカルド(レーシング・ブルズ)

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