埼玉トヨペットのレーシングチーム「埼玉 Green Brave」初の年間優勝 国内最高峰レース「SUPER GT」GT300クラス、国内最長の耐久レース「スーパー耐久」ST-Zクラスで ドライバー野中さんと知事がインスタ、優勝報告が実現

大野知事を表敬訪問した埼玉トヨペットの平沼一幸会長(左から3人目)らチーム関係者=22日、県庁

 埼玉トヨペットのレーシングチーム「埼玉 Green Brave」が22日、国内最高峰レース「SUPER GT」のGT300クラスおよび国内最長の耐久レース「スーパー耐久」のST-Zクラスで初の年間優勝を飾った2023シーズンの活動を報告するため、大野元裕埼玉県知事を表敬訪問した。

 13年にチームを結成し、自社運営にこだわりステップアップ。レース中の給油やタイヤ交換など、ピットイン作業は各店舗からよりすぐられた整備士が担当する。全8レースで競う「SUPER GT」では2度の優勝を含む安定感が光った。ドライバーの服部尚貴さんは「メカニックがミスなく送り出してくれるおかげ。ピットで10秒遅れれば取り返すのは大変」とチーム一丸の栄冠獲得を喜んだ。

 ドライバーの野中誠太さんが写真共有アプリ「インスタグラム」で大野知事にメッセージを送ったことから、今回の表敬訪問が実現した。平沼一幸会長は「このような形で知事にお会いできてうれしく思う。事故が全くなかったことも素晴らしい」と社員の結束をたたえた。

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