これからの時期の必需品?! 保湿ティッシュ製造の工場を埼玉県知事が視察 充実ぶり「まさに神対応」

説明を受ける大野元裕知事(中央)=15日午後、埼玉県蓮田市井沼

 大野元裕知事が埼玉県内各地を視察し、地元企業らと意見交換する「ふれあい訪問」が15日、蓮田市と白岡市、宮代町で行われた。

 蓮田市では1993年に世界で初めて保湿ティッシュを販売した「河野製紙」の埼玉工場を訪問。紙に保湿液を漬け込んで24時間保管する倉庫を見学しながら工場長らから説明を受けた。その後は紙製品が原料から商品となり、箱詰めされて出荷まで一連の製造工程を視察した。

 河野晃久代表取締役らとの意見交換では、同社が開発したさまざまな紙製品の手触りを確認した。大野知事は「(工場の)入り口から出口までしっかり見せていただき、まさに神(紙)対応だった」と笑いを誘い、「他を追随させない先進技術の企業があることはとてもありがたいこと」と感想を述べた。

 大野知事は同日、液体包装市場で国内トップシェアを誇る白岡市の「大成ラミック」と、空き家を改修した宮代町の地域拠点「ROCCO(ロッコ)」も訪れた。

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