県公立高一般入試、志願倍率0.78倍 98年度以降で最低

 県公立高の2024年度一般入試の願書受け付けが22日正午で締め切られた。県教育委員会によると、全日制の志願倍率は0.79倍、定時制を合わせると0.78倍で、前年度から0.02ポイント下がった。前年度に続き、記録が残る1998年度以降で過去最低となった。

 全日制で倍率の高い学校・学科は順に(1)寒河江・普通科探究コース(2.55倍)(2)山形東・探究科(2.30倍)(3)山形南・理数科(2.03倍)。探究科を第1志望、普通科を第2志望などとして受験することができる。鶴岡南と鶴岡北が統合し、24年度に開校する致道館は普通科1.04倍、理数科0.76倍だった。

 定時制の志願倍率は0.56倍で、前年度より0.08ポイント高くなった。

 3月7日に学力検査が行われ、12日に追試が実施される。一部学校は実技試験を行う。合格発表は17日。

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