広島、オープン戦快勝発進 田村が先制打含む3安打2打点、中村健OP戦1号

オープン戦
● 中日 0 - 10 広島 ○
<2月23日・アグレスタジアム北谷>

広島が今季初のオープン戦に快勝。投打とも若手のアピールが目立った。

広島打線は初回、中日先発・髙橋宏に対し先頭の田中が右中間突破の二塁打で出塁すると、続く田村も適時三塁打を右中間へ弾き返し1・2番の連続長打で先制。さらに無死三塁で3番・小園の二ゴロの間に2点目を奪った。

3回は中日2番手・土生に対し、一死から2番・田村、3番・小園が連打。二死二、三塁となり、5番・坂倉の中前2点適時打で4-0とした。4回は小園の押し出し死球により5点目。5回は途中出場の中村健が、オープン戦チーム1号ソロを左翼席へ運び6点目を奪った。

6回以降も小園の適時三塁打などで4点を加え、計14安打10得点。田村は7回にもチーム10点目となる右前適時打を放ち3安打2打点とオープン戦初戦から大暴れ。小園は2安打3打点をマークし、シーズン中も期待される上位打線がつながりを見せた。

投げては先発登板した益田が3回無安打無失点の快投。2番手の黒原も3回2安打無失点と好投した。7回は栗林、8回は塹江、9回は河野が1イニングずつ無失点。5投手による完封リレーで中日打線を計4安打に封じ込めた。

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