「移籍時は好奇の目、今ではヒット補強」先発なら不敗!遠藤航を地元メディアが絶賛!「リバプールは新たなタリスマンを手に入れた」

リバプールの遠藤航は、2月21日に行われたプレミアリーグ第26節のルートン戦でも賛辞を集めた。4-1の勝利に貢献した日本代表キャプテンは、チームに欠かせない存在となっている。

専門サイト『Liverpool.com』は22日、「エンドウはまたも中盤で見事だった。チームにおける重要性が増していることを強調している。良い記録を残し続けているからだ。ここまで先発出場したプレミアリーグの11試合で9勝2分けと黒星を喫していない」と称賛している。

「偶然ではないだろう。ややスロースタートだったが、エンドウはユルゲン・クロップ監督のチームの重要な一員となった。アジアカップから戻ってくると、ドイツ人指揮官は時間を無駄にせず彼をチームに戻している」

「(遠藤の)影響力は高まっており、日曜のチェルシーとの(リーグカップ)決勝でも、ケガの状況によらず、スタメン争いでポールポジションにいるかもしれない」

【動画】遠藤が見事な浮き球パスで決定機を演出
昨夏、シュツットガルトから加入したとき、遠藤は決してサポーターから歓迎されてはいなかった。リバプールが狙っていたモイセス・カイセド、ロメロ・ラビアの2人の若手有望株を逃した直後だったこともある。だが、今では遠藤を疑問視する者はいないだろう。

Liverpool.comは「夏の移籍時は好奇の目で見られたが、今ではヒット補強のようになっている」と続けている。

「より若いファビーニョの代わりとして30歳を獲得とあれば、眉をひそめる者が出るのは避けられない。だが、クロップは常に自分が獲得する選手に確信を持っていた」

「(クロップは『ピッチで力を示すだろう』と言っていたが)今のエンドウはまさにそれをやっている。多くの人がそうでなかったときに、クロップがあれほど自信たっぷりだった理由を証明している。リバプールは新たなタリスマン(お守り)を手に入れた。彼は本当に見事な補強だったことを証明している」

リバプールは今季、4冠の可能性を残している。遠藤はひとつでも多くのタイトル獲得に貢献しようと意気込んでいるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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