マンUが今夏に戦力刷新か…カゼミーロやヴァラン、エリクセンら11人が放出候補に?

マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で戦力の大幅な入れ替えを検討しているようだ。22日、大手メディア『ESPN』が報じた。

今月20日、ジム・ラトクリフ氏が会長を務める化学企業『INEOS(イネオス)』が、マンチェスター・ユナイテッドの株式25パーセントを取得。ラトクリフ氏は名門の復活に意欲的なものの、利益と持続可能性の規則違反に対する懸念などから、移籍市場で使える資金は現状限られているようだ。補強予算を確保するため、複数選手の売却が検討されているという。

報道によると、MFカゼミーロ、DFラファエル・ヴァラン、MFクリスティアン・エリクセンらが、放出候補に挙がっている模様。また、DFハリー・マグワイア、MFスコット・マクトミネイ、DFアーロン・ワン・ビサカ、DFヴィクトル・リンデロフも、『オールド・トラッフォード』での将来は未定なようだ。

また、期限付き移籍中のFWジェイドン・サンチョ(ドルトムント)、MFドニー・ファン・デ・ベーク(フランクフルト)、FWファクンド・ペリストリ(グラナダ)、DFブランドン・ウィリアムズ(イプスウィッチ)についても、積極的にオファーを聞き入れることになりそうだ。なお、今シーズン限りで契約満了のFWアントニー・マルシャルは、退団が決定的と見られている。

一方で補強は、チーム全体のクオリティを上げつつ、特にストライカーとDFラインの強化を重視しているようだ。昨年夏にアタランタから獲得したFWラスムス・ホイルンドは今季、公式戦30試合の出場で13ゴールと休む暇もなく稼働しており、同選手の負担を減らす戦力が望まれている。また、不在がチームのパフォーマンスに大きな影響を与えるDFリサンドロ・マルティネスとDFルーク・ショーについても、質の高いバックアッパーを確保したいようだ。

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