スパーズのウェンバンヤマがレジェンドに並ぶ記録樹立…1000得点500リバウンド150ブロックをわずか50試合で達成

2月23日(現地時間22日)、NBAでは各地でレギュラーシーズン12試合が行われ、サンアントニオ・スパーズは敵地でサクラメント・キングスと対戦した。

この試合では、2023年ドラフト1位で、ここまでさまざまなスタッツを残して注目を集めている“怪物”ビクター・ウェンバンヤマが先発出場。スパーズは試合にこそ122-127で惜敗したが、ウェンバンヤマは19得点13リバウンド4アシスト5スティール5ブロックとオールラウンドに活躍した。

この試合でキャリア通算500リバウンドを達成したウェンバンヤマは、同時に史上3番目の早さでキャリア通算1000得点500リバウンド150ブロックを達成した選手となった。

ウェンバンヤマがこの記録を達成したのは、ルーキーとしてデビューしてからわずか50試合でのこと。彼より早く達成したのは、43試合で達成したシャキール・オニール氏(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、47試合で達成したデビッド・ロビンソン氏(元スパーズ)の2名のみとなる。

また、ウェンバンヤマに近い記録としては、アロンゾ・モーニング氏(マイアミ・ヒートほか)の53試合、ディケンベ・ムトンボ氏(元デンバー・ナゲッツほか)の54試合など。ウェンバンヤマが所属するスパーズの偉大なレジェンドであるロビンソン氏をはじめ、バスケットボール殿堂入りを果たした選手が並んでいる。

こうしたレジェンドたちとは異なり、ウェンバンヤマは線も細く、パワープレーをメインに戦う選手ではない。しかし、彼らの誰よりも身長が高く、それでいてさまざまなプレーを器用にこなすウェンバンヤマの今後の活躍に、さらに期待がかかる記録を打ち立てたことは間違いないだろう。

【動画】ウェンバンヤマの華麗なアシスト!

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