名優たちが愛した中国地方唯一の木造芝居小屋や酒蔵で太鼓ユニットが記念コンサートを4月に 市制70周年となる広島・府中で

広島県府中市はことし、市制70周年を迎えます。その記念コンサート開催を前に、出演団体が記者会見を開きました。

府中市上下町にある国の登録有形文化財「翁座」に姿を現したのは、太鼓ユニット「我龍」です。府中市は1954年に1町5村が合併して誕生しました。3月31日に市制70周年を迎え、その記念コンサートが4月7日から毎週日曜日を中心に4回行われます。

会見には、我龍のファンらも詰めかけました。

我龍 竹内孝志 さん
「我龍の曲もですね、ほとんどがこの備後地域の風景とか、何か風習であるとか、お祭りであるとか、そういった物をもとに作っている。市制70周年に関わりたいという思いがごく自然に生まれたもので」

記念コンサートは、上下町にある酒蔵と、翁座の2会場で行われます。酒蔵では、自然の竹や樹木を舞台装飾に使って森を表現していくそうです。翁座では施設が持つ雰囲気を大切にしながら独自のパフォーマンスを展開します。いずれも12曲を演奏予定です。

チケットは、「OFFICE GARYU」や府中天満屋などで販売しています。

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