高野山新法印に宮田大僧正 総本山金剛峯寺で昇進式

総本山金剛峯寺の、第525世寺務検校(じむけんぎょう)執行法印(しぎょうほういん)に、和歌山県・高野町の総持院(そうじいん)住職、宮田永明(みやた・えいみょう)大僧正74歳が就任し、きのう(2月22日)、金剛峯寺で昇進式が行われました。

法印は、高野山内住職の最高職で、弘法大師の名代として、山内(さんない)の重要な法会(ほうえ)や儀式の導師を務めます。任期は1年です。

きのうの昇進式では、金剛峯寺座主(ざす)の長谷部真道(はせべ・しんどう)高野山真言宗管長が、宮田新法印に、辞令と緋色(ひいろ)の僧衣の目録などを交付しました。

宮田新法印は高野町出身で、高野山大学を卒業していて、これまでに高野山住職会会長などを歴任しています。

新法印を披露する「法印転衣(てんね)式」は、来月(3月)13日に金剛峯寺で開かれます。

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