遍路道を四国4県で一斉点検「おもてなし遍路道ウォーク」高知市などで開催【高知】

遍路道を四国4県で一斉に点検する「おもてなし遍路道ウォーク」がきょう高知市などで行われました。

きょう午前9時、小雨が降る中おもてなし遍路道ウォークに参加した人たちが高知市の善楽寺を出発しました。この催しは四国遍路の世界遺産登録への機運醸成などを目的にNPO遍路とおもてなしのネットワークが毎年企画するものです。きょうは、88の寺を結ぶおよそ1200キロの遍路道の全ての105区間を四国4県のおよそ9300人が一斉に点検しました。このうち30番札所 善楽寺から31番札所 竹林寺までの区間には県内企業や団体などおよそ400人が参加し看板が適切に設置され道案内ができているか、休憩場所やトイレはあるかなど写真を撮りひとつひとつ点検しました。

団体では、今後もこうした取り組みを続け四国遍路の保存・継承への意識向上を図りたいとしています。

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