ガンダム・オリンピック雛も 商店街一帯で春を呼ぶ「天領上下ひなまつり」 店先などに5000体の雛人形

広島・府中市で、商店街をあげてひな人形を飾る、毎年恒例のひな祭りが23日から始まりました。

白壁の町並みが残る上下町の商店街では、「天領上下ひなまつり」が23日から始まりました。

約80か所の店先や民家などに合わせて5000体ほどのひな人形が飾られています。

JR上下駅ではガンダムのプラモデルがひな人形となって出迎えています。勇ましくもかわいらしい7段飾りです。

こちらはひな人形が競技をしている「オリンピック雛」です。東京オリンピックの隣りには、ことし行われるパリオリンピック。エッフェル塔やワインを散りばめ、フランスらしい作りにしたそうです。

オリンピック雛を飾っている店主
「ことしのパリオリンピックにみなさん、興味を持ってもらえたら。来年はロスオリンピックの雛を作ってみようと思う」

ほかにも江戸時代から大切にされてきた人形や、地元の保育園児が手作りしたひな飾りもあり、商店街を華やかに彩っています。

訪れた人
「楽しい。これだけたくさんあったら。いろんな、古いのからね」

府中市の「天領上下ひなまつり」は、来月の24日まで開かれています。

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