“ブラボー”な勝利? 鹿島ポポヴィッチ監督は笑顔で開幕白星を振り返る「非常に粘り強く、賢く戦えた」

まさに快勝だ。

鹿島アントラーズは2月23日、J1第1節で名古屋グランパスと敵地で対戦。19分にセットプレーの流れから仲間隼斗が先制点を奪い、47分に新加入FWチャヴリッチが加点。62分に仲間がこの日、2点目をマークし、3-0で勝利した。

試合後のフラッシュインタビューで、「まさにブラボーな結果だった?」と、自身のキーフレーズを交えた質問を受けたランコ・ポポヴィッチ監督は、笑顔を浮かべて次のように応じた。

「こういった開幕戦で、しっかりと勝てたのは非常に嬉しいですし、3-0という結果、無失点で抑えられたことも嬉しいです。

本当に選手たちに良くやったと言いたいと思いますし、非常に粘り強く、賢く戦えた、それがこの試合の結果になったと思います」

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また、J1初ゴールに加えて仲間の2点目もアシストしたチャヴリッチの活躍について問われると、「彼自身も良いスタートを切れたと思う」と話す指揮官は、チーム全体にも言及する。

「彼がそういった良いプレー、良い結果を出すにあたって、周りの選手たちがしっかりと彼を受け入れて、サポートしたから。彼一人の力では決してありませんし、私はいつもチームに言っているんですけど、チームが個を輝かせると、それが大事なんだと。だから、チームスピリッツを持って、戦おうというふうに言っています。

まさに今日、うちの選手全員がそういったチームで戦うということを攻守において見せてくれたと思いますし、その結果、彼が最後のところで決めてくれたと思っています」

チーム一丸となって掴んだ勝点3。鹿島が理想的なスタートを切った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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