〈北國銀行ハニービー・日本リーグ〉快勝で金沢沸いた 今季初のホーム戦、大阪に27-18

チーム最多の7得点を記録した北國銀行の中山=金沢市総合体育館

  ●市民デーに685人 中山が最多7得点

 ハンドボール第48回日本リーグ女子(23日・金沢市総合体育館)10連覇を狙う北國銀行ハニービーは最下位11位の大阪ラヴィッツを27-18で破り、地震後初めてのホーム開催を飾った。北國銀行は10勝1分けで首位をキープし、大阪は開幕から11連敗となった。

 当初は1月下旬に小松で新年最初のホーム戦を予定していたが、地震の影響で会場が県外に変更となっていた。この日は金沢市民が入場無料となる初の「市民応援デー」で、685人の観衆が集まり、村山卓市長もハニービーのユニホーム姿で応援に駆けつけた。

 北國銀行は序盤はリズムをつかめず苦しい立ち上がりとなり、前半27分まで9-8とリードはわずか1点だった。後半は打って変わってスタートから7連続得点と一気に突き放し、危なげなく白星を手にした。

 中山佳穂がチーム最多の7得点、相澤菜月が5得点、永田美香が4得点で続いた。

 試合後は選手が能登半島地震の支援に向けた募金活動を行った。

 ▽第11戦

北國銀行 27 12-8 18 大  阪

        15-10

© 株式会社北國新聞社