NEC(東京都)は福島県との包括連携協定の取り組みとして22日、白河市の白河高で次世代向けSDGs教育プログラム「NEC Future Creation プログラム」を実施した。
「できたらすごい」をテーマに高校生が考案したアイデアを、社員との対話などを通じて磨き上げるプログラム。昨年度に始まり、協定の締結後、初めて開催した。NECが商品開発で利用する分析ツールなどを活用した。
1、2年生9人が5班に分かれ、ITを活用したサービスなどを提案した。オンラインで参加した社員が事例などを紹介し、課題を整理した。
参加した小松花音さんは大熊町の移住者誘致について発表した。「考えの幅が広がった。これからは観光と雇用の両面で、まちづくりを考えていきたい」と語った。