【小山】栃木市在住のデジタルアーティストebi（本名・海老沼洋介（えびぬまようすけ））さん（44）を招いてのアートワークショップ「カラーワーク」が23日、市生涯学習センターで開かれ、市内外から親子連れを中心に約30人が参加した。
市民の自主的・自発的な学習活動を支援する、市の「おやま市民大学」の一環で、色彩に関する学びや、自由な表現を体験することが目的。ebiさんは「自分と向き合いながら、自由に表現してほしい」と参加者に呼びかけた。
参加者はテーブルに置かれた絵の具、クレヨン、色鉛筆を使い、紙に印刷された下絵に自由に色を塗ったり、手に絵の具を塗って取った手形を基に動物の絵を描いたりする課題に取り組んだ。
母親と参加した大谷北小4年尾崎（おざき）れんのさん（10）は「自分の発想で絵を描くことができて良かった」と笑顔。弟の同1年太洋（たいよう）君（7）は「手を使ったアートが楽しかった」と満足そうだった。
ebiさんの作品を展示する企画展も3月3日まで、同センターで開かれている。(問)市生涯学習課0285.22.9665。
