無敗記録樹立後も気を引き締めるシャビ・アロンソ監督「記録を達成したことは素晴らしいがメダルはない」

レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が、新たな無敗記録樹立の喜びを語った。24日、ドイツ紙『ビルト』が同監督のコメントを伝えている。

ブンデスリーガ第23節が23日に行われ、レヴァークーゼンがマインツと対戦した。試合は、開始早々の3分にグラニト・ジャカがネットを揺らしてレヴァークーゼンが先制したものの、直後の7分にドミニク・コールから同点ゴールを被弾。それでも、68分にロベルト・アンドリッヒが勝ち越し弾を挙げ、2-1でレヴァークーゼンが勝利を収めた。

マインツ戦での勝利により、今シーズンの無敗記録を「33」に伸ばしたレヴァークーゼン。2019年から2020年にかけてバイエルンが作り上げた無敗記録を塗り替え、ドイツ国内における新記録を樹立した同クラブだが、指揮官を務めるシャビ・アロンソ監督は、「私は記録を達成する前は気に留めない。でも、記録が達成されたとなれば、とても誇らしく思うものさ」と喜びを口に。続けて、「選手たちを祝福することに飽きはこない」と素直に感情を表現している。

また、「彼らは毎週毎週、努力と団結力を見せてくれる。とても一緒に仕事をしやすくて、本当に素晴らしい」と教え子たちに称賛を送りつつ、「すべてのトレーニングセッションやすべての試合から多くのことを学んでいる」とチームが貪欲に成長を求めていると説明した。

さらに、「この記録を達成したことは素晴らしいがメダルはない」と発言しながら、最大の目標がリーグ優勝であることを強調。一方で、「でも、そんなことは問題じゃない。このプロセスを一緒に経験できるのはいいことだ」と重要なものが結果だけではないことを示しつつ、「私たちは7月にこのメンバーでスタートした。私たちは必ず大きなことを成し遂げる。どこまで行けるか見てみよう。今止まるわけにはいかない」と今後に向けた決意を明かしている。

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