「こんなの見たことない」 中山記念の“異常オッズ”に穴党が熱視線

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25日、中山競馬場で中山記念(GII、芝1800m)が行われる。

すでに前売り発売が実施されており、単勝1番人気は前走マイルチャンピオンシップ4着から臨むエルトンバローズ。そのオッズは2倍台を示している。以下、昨年の皐月賞馬ソールオリエンス、同一レース3勝目を狙うヒシイグアス、武豊騎手騎乗のソーヴァリアントと続く。

馬番9番以内と10番より外でオッズの差が……

実績や距離適性を踏まえると妥当な人気順と言えるが、興味深いのがその馬番。1番人気エルトンバローズから9番人気マテンロウスカイまで、1~9番人気を馬番1~9番で独占。馬番10~16番はすべて10番人気以下、単勝30倍超えの“異常オッズ”とも言える数字を示しているのだ。

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パンサラッサの逃げ切り勝ちや1枠1番から勝利を飾ったウインブライト、ネオリアリズムとイン有利の印象にある本レース。とはいえ昨年は馬番10番より外を引いた馬のワンツーフィニッシュ、2022年も馬番ふた桁番の馬が2頭馬券内に入ったことで上位人気馬の決着にもかかわらず3連単万馬券の立役者となったことは記憶に新しい。

過去10年データの中山記念における1番人気馬の成績は【3.0.0.7】。盤石とは言い切れない傾向にあるだけに、ネットでは「ラーグルフがこんなオッズで買えるのウマウマでしょ」「中山記念のオッズ前日とは言え変な感じだなぁ」「こんなの見たことない」と、オッズの異変にさまざまな反応が見られていた。

中山記念は過去にサイレンススズカ、キングヘイロー、パンサラッサなどのちのGI馬が制した伝統のレース。発走時間は25日の中山11R、15:45予定となっている。

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(SPREAD編集部)

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