【裏ワザ】インスタントラーメンが激うま変身!思わず試したくなる簡単テクまとめ

いつものインスタントラーメンの味を爆上げしよう!

手軽に食べることができて、財布にも優しいインスタントラーメン。せっかく食べるならおいしく食べたいですよね?

とはいえ、美味しいからと言っても時間がかかってしまうのは避けたい……そんなアナタにぴったりな、簡単においしいインスタントラーメンが作れる裏技をご紹介!

まったく手間のかからない方法や、ちょっとしたひと手間を加える方法など4つの裏技を紹介しますので、今日のお昼ご飯や夕ご飯で試してみてはいかがでしょう。

【全画像】インスタントラーメン激うま裏ワザ

1:麵をほぐさない

最初に紹介する裏技は、何とまったくの手間いらず!むしろ、手を加えてはいけません。何と、麺を茹でるときにほぐさない、というのが裏技なんです。

鍋に水を入れ、火をかけ、沸騰させる。お湯がグツグツにえてきたら、麺を鍋に投入。しばらく麺を鍋の中で泳がせてから、箸を使って麺をほぐしますよね?この最後の工程である麺をほぐす作業を無くします。

「それだけで?」と不思議に思いますよね。もちろん、麺をほぐさないことでラーメンのおいしさがアップする秘訣があるのです。

インスタントラーメンの麺は、でんぷんでコーティングされています。このでんぷんが麺のツルツル食感を生み出してくれるそうです。ただ、でんぷんは茹でるときに箸でほぐしてしまうとコーティングが剥がれてしまいます。

つまり、箸でほぐさない方がツルツル食感の麺を味わうことができるということ。麺を茹でている間に洗い物をしたり、付け合わせの準備をしたりできるので、時短にもなりそうですね。また、インスタントラーメンだけでなく、生麺でも効果があるようなので、是非試してみてください!

2:麺を別茹でする

2つ目に紹介する裏技は「麺を別茹でする」というもの。やり方は至って簡単です。麺を茹でたお湯を使って、別のお湯を使ってインスタントラーメンを作ります。

そう、これをご覧になった方は「なぜ、そんな面倒なことをしなければいけないの?
」と疑問に思ったことでしょう。その理由は大きく2つあります。

1つ目は、たっぷりのお湯を使って麺を茹でることができることです。インスタントラーメンの袋に記載されているお湯の量で麺を茹でると、思いのほか水の量が少ないと思ったことはありませんか。

実は、麺の上部が水から出てしまうと、その分茹でムラができてしまうんです。つまり、水はいつもより多めの湯量で茹でることができれば、麺全体に火が回りモチモチに仕上がりやすいということ。

2つ目は、麺の油分を落とすことができることです。

ノンフライ麺を良く見かけるようになりましたが、基本的にインスタントラーメンの麺は油で揚げているものが多くあります。要するに、油で揚げた麺を茹でたお湯には、その分の油が浮いているということです。このお湯を捨てて、別のお湯でスープを作れば、すっきりとヘルシーなラーメンが味わえます。

ダイエット中で余計な油分を抑えたい人にぴったりですね。

3:重曹を入れる

ふくらし粉としてはもちろん、掃除やニオイ消しなどにも使える万能アイテム「重曹」。この重曹を入れてしまうというのが、3つ目の裏技です。

なぜ、重曹をインスタントラーメンに加えるとおいしくなるのでしょう?

それは、重曹を入れることでお湯がアルカリ性になることがポイント。お湯がアルカリ性になることで、小麦粉に含まれている「グルテン」に作用し、麺にコシが生まれ、モチモチの食感になるんです。

重曹を入れる場合はいくつか注意点があります。当然ですが、重曹は口に入るものですから食用を使いましょう。

もう一つは重曹を入れて茹でるお湯とスープを作るお湯を分けるということです。なぜなら、重曹入りのお湯でスープを作ってしまうと、重曹特有の苦みが出てしまうから。ちょっと面倒ですが、麺とスープのお湯は分けてください。ただ、麺だけを重曹で茹でる場合は、重曹の苦みは移らないので、安心していただけますよ。

重曹を入れるだけで、インスタントラーメンが生麺のような味わいになります。お家に重曹がある方はワンランク上の食感を味わってみましょう。

4:緑茶で茹でる

緑茶も使える…!?

やり方は簡単です。鍋に水を入れたら、その鍋に緑茶パックをイン!鍋にフタをして、
沸騰の直前まで中火で加熱しましょう。このときにフタを開けるとお湯は鮮やかなグリーンに。緑茶パックを回収してから、あとはいつも通りインスタントラーメンを作るだけです。

そして、やっぱり気になるのは、そのお味。「緑茶の味しかしないんじゃない?」「何だか渋くなってしまいそう……」と思うかもしれませんが、味はまろやかに。かつスープのコク・旨味がアップします。

なぜ、緑茶を入れることでおいしくなるのかというと、その答えは緑茶に含まれる「グルタミン酸」です。このグルタミン酸が庶民的なインスタントラーメンを、ちょっぴりお上品で味わい深いラーメンに引き上げてくれます。

今回、緑茶のティーパックを使うとお伝えしましたが、緑茶の茶葉をだしパックに入れて、同じように調理しても同様においしく仕上げることができます。

日本人の国民食とも言えるラーメン。そのラーメンが家で手軽に、しかも安く食べることができるインスタントラーメンはまさに庶民の味方です。

そんなインスタントラーメンをひと手間かけるだけで、おいしくなる裏技の数々。気になった裏技を試してみたり、いくつか掛け合わせて使ってみたりするのもおススメです。

さぁ、何だかインスタントラーメンが食べたくなってきたのではないでしょうか。

(うまいめし/ 冴島 友貴)

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