【サウジカップ2024】日本馬が“イクイノックス超え”へ 現実味帯びる「生涯獲得賞金30億円」突破

ウシュバテソーロ/2023年ドバイワールドカップ(C)ロイター

日本時間24日深夜、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる第5回サウジカップ

日本からはウシュバテソーロ(牡7、美浦・高木登厩舎)、レモンポップ(牡6、美浦・田中博康厩舎)、デルマソトガケ(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)、クラウンプライド(牡5、栗東・新谷功一厩舎)が参戦。昨年のパンサラッサに続く日本勢の連覇を目指す。

◆【サウジカップ2024予想/馬連7点】想定1人気は“ムラ駆け”傾向でマイナスか 「実力伯仲も波乱含み」

衝撃の「総賞金30億円」

サウジカップの目玉はなんといっても総賞金2000万アメリカドル(約30億円)、1着賞金1000万アメリカドル(約15億円)のビッグ・マネー。競馬の1レースにおける最高金額の堂々1位にランクされており、スケールの大きさがうかがえる。

以下、オーストラリアで行われるジ・エベレストが総賞金2000万豪ドル(約18億8000万円)、日本にも馴染みの深いドバイワールドカップが総賞金1200万アメリカドル(約15億8400万円)と続く。JRAのレースに目を向けると、ジャパンカップと有馬記念がいずれも総賞金9億5500万円。国内最高峰の大舞台であっても賞金総額は遠く及ばないのだ。

ウシュバテソーロがサウジ→ドバイと連勝すると……

昨年のドバイワールドカップを制したウシュバテソーロは同レースで約9億円を獲得。13億8139万9800円の総獲得賞金額はJRA歴代11位にランクされるものだが、仮にサウジカップを勝つようであれば約15億円が加算されることとなり、22億1544万6100円で1位に君臨するイクイノックスを抜き“JRA史上もっとも稼いだ競走馬”の称号を得る。このレースを制し、次走に出走予定のドバイワールドカップを連覇した場合、軽く30億円は超える計算だ。

世界の賞金王はというと、香港を主戦場とするゴールデンシックスティが通算獲得賞金1億6585万600香港ドル(約29億1000万円)で世界ランキング1位。ウシュバテソーロが前述の2レースを勝利すればそれをも上回る偉業達成だ。発走予定時刻は日本時間24日26:40。歓喜の瞬間を待ちわびたい。

◆【サウジカップ2024】賞金・オッズ・予想・日本馬・放送etc.「賞金総額30億円のドリームレース」

◆【サウジカップ2024予想/馬連7点】想定1人気は“ムラ駆け”傾向でマイナスか 「実力伯仲も波乱含み」

(SPREAD編集部)

© 株式会社Neo Sports