七尾で仮設住宅完成　万行に35戸

　石川県が七尾市万行2丁目で整備していた仮設住宅35戸が24日完成した。市内では初めての仮設住宅で、午後に市に引き渡し、28日から入居が始まる。

　洋室やキッチン、浴室、トイレなどを備え、1～2人世帯用16戸、2～3人世帯用14戸、4～5人世帯用5戸を建設した。断熱性が高い二重サッシの窓を採用し、冷暖房も設置した。

　市内では市中心部や田鶴浜、中島、能登島の各地区に341戸を建設する。入居申し込みは391件寄せられており、市は県に追加の整備を要望している。