新幹線ひかりで異臭騒ぎ 灯油漏れ、約20分遅れる

東海道新幹線

 24日正午過ぎ、静岡―浜松間を走行中の東海道新幹線東京発岡山行きひかり509号の車内で、警備員が灯油のような臭いを確認した。JR東海によると、乗客が持ち込んだ石油ストーブから少量の灯油が漏れていたが、体調不良を訴えた人はいなかった。点検のため、約20分遅れた。

 JR東海は浜松駅で停車時間を延ばして点検したが、車両の異常も確認されなかった。静岡県警浜松中央署によると、事件性はないという。

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