田村淳、日本維新の会の議員に質問したい「利権の組み換えじゃないですか?」

24日放送の『田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、日本維新の会の議員に、党の現状について話を聞いてみたいと語った。

番組では「今週の気になるニュース」のコーナーで、大阪・関西万博のトイレの一部について2億円かかるなどと指摘されている件について扱った。

この万博を主導しているのは、大阪や関西で強い影響力を持つ日本維新の会の議員たちということで、コーナーゲストで作家の古谷経衡氏は「大阪万博の是非はおいとくとしても」と前置きし、「既得権が自民だったのが維新に変わっただけ」と指摘した。

元々、日本維新の会は、大阪で古くから続く既得権益を打ち破るために結党され、実際に自民党や利権を持つ団体の影響力は同地で弱くはなっているが、新しい利権に維新やその支持者がなっているということで20代の頃に同党に投票したことがある古谷氏は「絶望感大きいですね」とコメントした。

その話を受け淳が「結局、『既得権を打破しようぜ』って言ってる人たちが、なにか既得権を得たときに、既得権を守りたくなるのは世の常なんですか?」と聞くと、古谷氏は「まあ、人間としての常だとは思うんですけどね‥」と答えた。

さらに淳が「絶望するしかないんですかね?」と聞くと、古谷氏は「音喜多さんと飲み友達なんでね、今後会ったときにね、言っときますけど『いけないよ、利権の組み換えは』って。たぶん、もう飲んでくれいないかもしれないですね」と音喜多駿参議院議員に聞いてみると話した。淳も音喜多議員には興味があるようで「音喜多さんかぁ~、一度遊びにきてくれないかな。是非ちょっと伝えておいてください。『利権の組み換えじゃないですか?』って質問を淳がしたがってるって」と頼んだのだった。

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