伊藤が先制点演出もシュツットガルト、下位に沈むケルンにドロー【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

シュツットガルトは24日、ブンデスリーガ第23節でケルンをホームに迎え、1-1で引き分けた。シュツットガルトのDF伊藤洋輝はフル出場、MF原口元気とDFチェイス・アンリはベンチ入りも出場しなかった。

前節は10人となった中、最下位ダルムシュタットに勝利した3位シュツットガルト(勝ち点46)は、ウンダブが負傷欠場となった中、ギラシーの1トップとする[4-2-3-1]で臨んだ。

16位ケルン(勝ち点16)に対し、伊藤が左サイドバックでスタートしたシュツットガルトは3分、ティルマンにディフェンスライン裏を取られてシュートに持ち込まれるピンチを迎えるもGKブレドロウがセーブ。

シュツットガルトが押し込む展開とする中17分、右クロスに合わせたギラシーのヘディングシュートがわずかに枠を外れた。さらに23分、伊藤のパスをボックス中央で受けたミロが枠内シュートを放ったシュツットガルトが前半半ば以降も押し込む展開としたが、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半も押し込んだシュツットガルトは53分に先制する。伊藤のパスをボックス左で受けたヒューリッヒのクロスをミロが押し込んだ。

しかし62分、CKの流れからマルテルにゴールを許し試合を振り出しに戻されてしまう。

その後、ミッテルシュタットの投入で伊藤が左センターバックに移った中、シュツットガルトは68分に勝ち越しの決定機。ギラシーのフリックを受けたミロがボックス中央でGKと一対一に。だがシュートはシュヴェーベの好守に阻まれる。

終盤の85分には伊藤のボールロストからピンチを迎えたが、GKをかわしてアリドゥの放ったシュートは枠を外れ、1-1でタイムアップ。下位に沈むケルンに勝ちきれずシュツットガルトは引き分けに終わった。

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