サッカー界の伝説的な監督サー・アレックス・ファーガソン（82）が生産した馬がサウジアラビアのレースで勝利した。
24日（日本時間25日未明）、競馬のサウジカップデーが中東のサウジアラビアで開催されており、第7レースのネオムタームカップ（G2）で英国のスピリットダンサーが勝利した。
このスピリットダンサーの生産者であり共同馬主を務めているのがファーガソン。長年マンチェスター・ユナイテッドで監督を務め、香川真司も指導したサッカー界の伝説的な指揮官だ。
ファーガソンは1995年頃、サッカーに熱中しすぎることを心配した妻のアドバイスで競馬にかかわり始めたのだとか。馬主を務めていたが、その後、ドイツ人調教師の勧めで生産にも携わるようになったのだという。
スピリットダンサーを生産した時は「ここまで成長するとは夢にも思わなかった」という。しかし同馬は昨年11月にバーレーンのG2を勝利すると、今回、中東で再び勝利を収めて1着賞金120万ドル（およそ1.8億円）の大金を手にした。
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なお、このレースには日本馬のキラーアビリティ、スタッドリー、ハーツコンチェルトと3頭が参戦していた。
ファーガソンは先日、そのことを念頭に「日本人は近年、国際舞台で力をつけている。いい牝馬をたくさん買っているし、本当に頑張っている」と日本馬のレベルの高さを讃えていた。
