次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール線沿線でも春の息吹が感じられるようになった。栃木県芳賀町下高根沢のかしの森公園では梅が見頃となり、沿線を彩っている。
同公園には北側の梅林に白梅と紅梅の4品種、計約70本がある。1985年ごろに植えられたという。
穏やかに晴れた24日は七分咲きほどとなり、花が陽光に輝いた。梅林の中は甘い香りが漂い、すぐ近くを黄色と黒の列車が走り抜けていった。同町都市計画課は「見頃は3月下旬まででは」としている。
東京都足立区東和1丁目、団体職員大山暁生(おおやまあけお)さん(44)は「車窓から梅が見えたので下車して来ました。とてもきれい」と声を弾ませた。