「クボはイライラしていた」久保建英に依存しすぎ!スペイン大手紙がソシエダの攻撃を酷評「全ての責任を日本人に負わせることはできない」

久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地2月23日に行なわれたラ・リーガの第26節で、ビジャレアルとホームで対戦。攻守ともに精彩を欠き、1-3で敗れた。

17分にいただけない守備でCKから先制を許したラ・レアルは、47分にもビルドアップのミスを突かれて追加点を献上。86分に久保が起点となった攻撃からミケル・メリーノが決めてようやく1点を返すも、後半アディショナルタイムに昨季まで在籍していたアレクサンダー・セルロトにダメ押し点を決められてしまった。

スペインの大手紙『AS』はディフェンス陣に関しては、「守備のミスとビジャレアルに与えたプレゼントから判断すると、選手たちはやや混乱していた」と指弾。攻撃面についてはこうこき下ろした。

【動画】久保の突破が起点となったビジャレアル戦のゴール
「ラ・レアルは激しく攻撃したが、最後の数メートルでは全く危険ではないチームだった」

そのうえで「クボはトライを止めなかったが、彼のアクションはフィニッシャーを見つけられなかったか、エリア内でのキレがなかった」「攻撃のすべての責任を日本人に負わせることはできない。結局、彼は正気を失い、イライラしてしまった」と指摘している。

左ウイングのアンデル・バレネチェアが負傷で交代し、ソシエダの攻撃が久保のいる右サイド一辺倒になってしまったのは否定できない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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