「契約する可能性は十分にある」ラツィオで燻る鎌田大地、恩師が監督就任のプレミアクラブに移籍も? 現地メディア「カマダの獲得に動くべきだ」

クリスタル・パレスは2月19日、体調不良で辞任したロイ・ホジソン監督の後任にフランクフルトの前指揮官であるオリバー・グラスナーを招聘した。

これを受けて、パレスの専門サイト『WE ARE PALACE』は、「オリバー・グラスナー監督の下で25ゴールを挙げた選手が7月にフリーエージェントとなり、クリスタル・パレスは行動を起こす必要がある」と題した記事を掲載。フランクフルト時代に、この指揮官の下でプレーした鎌田大地の獲得を提言した。

同メディアは、「興味深いことに、過去にオリバー・グラスナーの下で輝かしい選手が一人いる。クリスタル・パレスはこの夏、その選手と契約する可能性が十分にある」と綴り、「パレスはカマダの獲得に動くべきだ」と主張している。

「日本代表はアイントラハト・フランクフルトのグラスナー監督の下で重要なパーツとして活躍し、13試合に出場して5ゴールを記録し、2022年のヨーロッパリーグでのドイツチームの成功に重要な役割を果たした。カマダは49歳の指揮官の下で、計93試合に出場して25ゴールを記録した。12アシストもマークしており、グラスナー監督の下では2.5試合ごとにゴールに絡んでいることになる」

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記事は、「エベレチ・エゼを除けば、クリスタル・パレスにはカマダのようなファイナルサードで相手を困らせることのできる攻撃的MFが実際にはいない。27歳の彼は7月にラツィオとの契約が満了するとフリーエージェントになる予定であるため、(SDの)ドギー・フリードマンは契約を締結するべきだ」と見解を続けている。

「ラツィオはカマダを引き留める可能性が低いようだ。2023年8月にフリー移籍で加入したラツィオはカマダを評価していないようなので、南ロンドンへの移籍がカマダの計画にある可能性は十分にある。フリードマンはセルハースト・パークでカマダとグラスナーを再会させるために全力を尽さなければならない」

ラツィオで出番を失っている鎌田は、今夏の退団が濃厚視されている。恩師との共闘も選択肢のひとつとなるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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