ロメロにドブレーテを許したアトレティコ、最下位アルメリアに痛恨ドロー【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーは24日、ラ・リーガ第26節でアルメリアとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。

前節ラス・パルマスに5発圧勝とした4位アトレティコ(勝ち点51)は、4日前のチャンピオンズリーグ・インテル戦をウノセロ敗戦。先勝を許した中、負傷でグリーズマン不在の前線はコレアとデパイの2トップで臨んだ。

ラ・リーガ28戦未勝利の最下位アルメリア(勝ち点8)に対し、アトレティコは開始1分過ぎにあっさり先制する。左サイドをヘイニウドが持ち上がってボックス左ポケットからクロス。コレアがボレーで合わせた。

幸先良く試合を動かしたアトレティコが押し込む中、10分にはボックス中央からデパイが決定的なシュートを浴びせるも、21分にバリオスのミスパスからロサーノに枠内ミドルを打たれてひやりとさせられる。しかし27分、ロメロにミドルシュートを叩き込まれ、試合を振り出しに戻されてしまう。

追いつかれたアトレティコが引き続き押し込む中、32分にはリーノのミドルで牽制したが、ハーフタイムにかけては好機を作れず1-1で前半を終えた。

迎えた後半も押し込むアトレティコは57分に勝ち越し。ロングカウンターの流れからデ・パウルが左サイドを持ち上がってボックス内へ。トゥキックシュートでネットを揺らした。

さらに63分、リケルメのミドルがディフレクトしてバーに直撃し、3点目に迫ったアトレティコだったが、64分に再び追いつかれる。ボックス右からロメロに左足アウトでの巧みなシュートを決められた。

ロメロのドブレーテで2-2とされたアトレティコはモラタを投入。後半から入っていたM・ジョレンテと2トップを形成した。80分にはそのモラタに決定機が訪れるも、ゴールエリア左からの決定的なシュートはGKマクシミアーノにセーブされてしまう。

さらに追加タイム4分、ボックス中央でルーズボールをボレーで蹴り込みにかかったモラタだったが、枠を捉えきれず2-2でタイムアップ。最下位相手に痛恨のドローに終わっている。

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