スタッド・ランスの主将DFアブデルハミドが今季限りで退団…「ランスでの将来はシーズン終わりに終わる」

主将DFアブデルハミドが今季限りでランス退団[写真:Getty Images]

スタッド・ランスのモロッコ代表DFユニス・アブデルハミド(36)が今シーズン限りでクラブを退団することになった。フランス『レキップ』が伝えている。

フランス生まれのアブデルハミドはヴァランシエンヌ、ディジョンを経て2017年にランスへ加入。加入1年目に主力としてリーグ・アン昇格に貢献すると、地対空で圧倒的な強さを見せる190㎝の屈強なセンターバックは以降の6シーズンもディフェンスリーダーに君臨。2020-21シーズンからはキャプテンも務めている。

現在もモロッコ代表でプレーするなど36歳という年齢を感じさせないアブデルハミドだが、現行契約が今シーズン終了までとなっているなかでクラブから契約非更新をすでに伝えられたという。

『レキップ』のインタビューで去就について問われたベテランDFは、「ランスでの将来はシーズン終わりに終わるだろう…。クラブは僕に延長はしないと言った。僕らは素晴らしい7シーズンを一緒に過ごしたが、僕らの道は分かれることになる」と、今季限りでの退団を明かした。

一方で、「トレーニングとプレーを楽しんでいる限り、自分に制限を設けない。自分の中にはまだ情熱があり、ここ数年うまくいっているクラブに所属するチャンスもある」と、新天地での現役続行を示唆している。

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