女優ゼンデイヤ、キャリアをスタートさせた劇場に10万ドル寄付 音響など向上、カフェもカッコよく

『スパイダーマン』『デューン 砂の惑星』シリーズなどで知られる女優ゼンデイヤ(27)が、自身のキャリアをスタートさせた劇場に10万ドル(約1500万円)を寄付した。ウィメン・ドナーズ・ネットワーク(WDN)とタッグを組み、米オークランドのカリフォルニア・シェイクスピア・シアターのノース・スター基金を支援し、劇場の改善や今後の公演費用に回されるという。

WDNのリーナ・バラカットCEOは声明を発表した。「ゼンデイヤとのパートナーシップのもと、このような寛大なサポートができることを非常に喜んでいます」「私たちの寄付が皆さんの活動を支援し、何に必要になるにせよ更なる戦略的展望を援助できることを願っています」

また、劇場のエグゼクティブ・ディレクター、クライヴ・ワースレイ氏は「ゼンデイヤとWDNに深く感謝しています。ノース・スター基金に10万ドルという寛大な助成金を頂きました」とし、「このギフトはカリフォルニア・シェイクスピアを50周年シーズンに向けて強化していくことになります。彼女のサポートで音響と照明のシステムを向上させ、カフェをより良くするほか、もちろんエリザベス・カーター監督による50周年記念作品『お気に召すまま』の資金にもなります。ゼンデイヤとWDNありがとうございます!」

サンフランシスコ・クロニクル紙によるとゼンデイヤは子供時代、母親が働いていたことからこの劇場に参加。10代前半でディズニー・チャンネルのテレビドラマ『シェキラ!』でベラ・ソーンらと共演し注目を集め、その後ハリウッドのトップ女優の道を歩んでいくこととなる。

一方、ゼンデイヤ本人は最近、ディズニー時代は自身を守るのに必死だったと回想、「もう少し長くただの子供でいたかった」とYouTubeチャンネル『ペイ・オア・ウェイト』で明かしていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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