アーセナルのスポーツディレクター(SD)を務めるエドゥ氏が、今夏の移籍市場での計画について語った。
現役時代、アーセナルやコリンチャンス、バレンシアでプレーをしたエドゥ氏は、2019年7月にアーセナルのテクニカルディレクターに就任し、クラブのリクルート部門を担当。2022年11月にSDに昇進し、アカデミー部門の運営にも大きく関わることになった。
エドゥSDはクラブに復帰して以来、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ、マルティン・ウーデゴールなど、現在主軸を担う選手と契約し、昨夏にはデクラン・ライスやカイ・ハヴァーツなどを加え、スカッドに厚みをもたらした。
最近のプレミアリーグで6試合で25ゴールを決めているアーセナルだが、ブレントフォードのアイヴァン・トニーやナポリのヴィクター・オシムヘンなど、新たなストライカーの獲得を噂されている。エドゥSDは今夏の移籍市場に向けて準備しており「ファンが何を求めているか理解しているが、我々にはすでに目標がある」と語った。イギリス『TNT Sports』が伝えている。
「我々は事前に多くの計画を立てている。もし多くのゴールを決めれなかったり、チャンスを作れなかったら心配になるが、アーセナルは多くのゴールを決めており、逆の状況だ。計画では毎年より良くなるように努めているが、今はいい時期にいると思う」
続けて、エドゥ氏はこれまで獲得した選手たちの共通点について話を続けた。
「所属している選手のタイプを見ると、クラブに対して非常に大きなコミットメントを持っている選手たちだと思う。選手の獲得交渉をする会話では、プレイヤーの性格が見えなかったり、アーセナルのやり方にうまく適合しないことがある。その際は、私たちがやろうとしていることに合う選手をまた見つけ出す必要がある」
「我々のすべての契約を見れば、誰もが同じような若く、エネルギッシュで情熱的で大きく美しい未来を持った才能たちだ」