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サッカー女子WEリーグの髙田春奈チェアが23日、長崎市平野町の長崎原爆資料館ホールで「サッカーを通して考える平和」をテーマに講演した。サッカーは世界中で文化として根付いているため、反戦の願いを世界に発信する手段になり得ると主張。平和を願う輪を日常的に広げていく大切さを訴えた。
髙田氏は2018年にV・ファーレン長崎の役員に入り、20年に社長就任。22年に退任後、WEリーグの理事長に当たるチェアを務めている。
V長崎時代に実施したJ1広島との「ピースマッチ」などの平和活動を紹介後、「夢や生き方の多様性にあふれ、一人一人が輝く社会の実現」という同リーグの目指すべき姿を説明。最後に「サッカーを通じ、戦う相手に敬意を払うこと、性別や人種を越え、みんなで楽しむこと。そこに平和がある」と語った。
講演は核兵器廃絶長崎連絡協議会主催。特別市民セミナーとして開いた。