きょう（日）は東日本では冷たい雨や雪が降り、夜には東北にも雪の範囲が広がる見込み。午後も気温がほとんど上がらず各地で厳しい寒さが続く。関東甲信の山沿いは、あす（月）の明け方にかけて大雪となる所がありそうだ。あすの日中は関東から西で晴れる所が多いものの、北風が冷たい一日となる見込み。火曜日から水曜日は広い範囲で晴れて、日中は日差しの暖かさを感じられそうだ。ただ、木曜日から金曜日は再び低気圧の影響で天気が崩れ、東日本も山沿いや内陸で雪の降る可能性がある。また、週末は真冬並みの寒さになる所が多くなりそうだ。

週明け　晴れる太平洋側も北風冷たい

　きょう（日）は、本州の南を低気圧が発達しながら東へ進んでいる。西日本からはまとまった雨雲が離れつつあるが、東日本はあす（月）の明け方にかけても冷たい雨や雪が続く見込み。山沿いを中心に雪が降り、大雪となる所もありそうだ。積雪や路面の凍結に注意が必要となる。また、今夜からあすにかけては東北も広い範囲で湿った雪やみぞれとなる見込み。
　あす（月）は、日本海側を中心に寒気の影響で雪や雨の降る所があるが、関東から西の太平洋側は晴れる見通し。関東から西は日中の気温が10℃以上となり、極端な寒さは緩むものの、冷たい北風が強まるため、風を通しにくい服装を心がけたい。

週の中ごろは晴れて日差し暖か

　火曜日から水曜日は晴れる所が多く、洗濯日和となる見込み。水曜日は東京で13℃など、この時季らしい陽気が戻り、日差しの暖かさと感じられそうだ。

週の後半は再び雨や雪に　土曜日は真冬並みの寒さ

　木曜日から金曜日は日本の南を進む低気圧の影響で、広い範囲で冷たい雨となり、東日本も山沿いや内陸を中心に雪の降る可能性がある。最新の予報に注意したい。週末は冬型の気圧配置となって、強い寒気が流れ込む見込み。土曜日の最高気温は福岡で8℃、名古屋で9℃など、真冬並みの寒さになりそうだ。西日本の日本海側でも雪の降る可能性がある。この先も最新の予報や気温の変化に気をつけたい。

（気象予報士・及川藍）