中日、阪神相手にオープン戦初勝利 カリステ&三好マルチ、ロドリゲス好守

オープン戦
○ 中日 4 - 1 阪神 ●
<2月25日・アグレスタジアム北谷>

中日は今季のオープン戦初勝利(2敗)。沖縄での最後の対外試合を白星で飾った。

ここまでのオープン戦、2戦連続で完封負けを喫していた中日。奮起したい攻撃陣は3回、昨季終了後に阪神を戦力外となった8番・山本が、先頭で右翼線への二塁打を放ちチャンスを作った。二死三塁となり、今キャンプ打撃好調の2番・三好が中前適時打を放ち先制。これが中日にとって今オープン戦21イニング目にしての初得点となった。

なおも二死一、三塁と好機は続き、4番に入った細川の左前適時打で2点目。5回は一死一、二塁で3番・カリステが、左中間を深々と破る2点適時二塁打を放った。

三好は先制適時打を含む2安打1打点、カリステは2安打2打点と、レギュラー獲りを狙う二人がアピール。「9番・遊撃」でフル出場した育成内野手のロドリゲスは、得点につながる中前打と華麗な守備で観客を沸かせた。

オープン戦初登板となった柳は2回2安打1失点と及第点の内容。2番手で登場したドラフト5位・土生(BCリーグ・茨城)は1番・近本、2番・中野、代打・ミエセスを相手に1回パーフェクトと、今後につながる好投を披露した。

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