WEC公式テスト“プロローグ”のスケジュールが再度変更。初日は2セッション/10時間の走行に

 WEC世界耐久選手権の開幕前公式テスト“プロローグ”は既報のとおり、当初の2月24〜25日から、26〜27日へと日程を変更して行われる。

 これは、地理的・政治的な問題のためジブチとイエメンを隔てるバブ・エル・マンデブ海峡が封鎖された影響により、公式テストと第1戦の舞台となるカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットへの、一部チームのマシンや機材の到着が遅れているためだ。

 シリーズは現地時間の23日昼、土日に予定されていたテストの日程を月〜火曜へと移すことを正式発表。初日となる26日月曜は現地時刻8時30分から3時間半、14時から4時間、そして18時30分から3時間半の3セッションを行い、翌27日は9時から4時間という、2日間計4セッションを行うとアナウンスしていた。

 24日土曜になって遅れていたコンテナの一部がサーキットへと届き始めたが、その後シリーズはプロローグのタイムスケジュールの変更を再度発表。初日の走行開始時刻が正午へと変更となり、セッション1は12時から17時、セッション2は18時から23時という、5時間のセッション2本で構成されることとなった。

 これについてWECは「WECチームに対し、テストの準備に充分な時間を与えるため、プロローグの開始を遅らせることが決定された」としている。

 なお、27日のセッション3は9時開始、12時終了と、最初のスケジュール変更時点から比べ1時間短縮されている。

2月24日付でアナウンスされたWEC公式テスト“プロローグ”のタイムスケジュール。なお、日本との時差はマイナス6時間だ

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