「やっぱりご褒美が待っていました」開幕白星の清水、秋葉監督は逆転勝ちに胸を張る「やってきたものが証明できた」

清水エスパルスは2月25日、J2第1節でロアッソ熊本と敵地で対戦。39分に先制点を奪われるも、60分に山原怜音の得点で同点とし、88分に相手のオウンゴールで勝ち越し。2-1の逆転勝利を収めた。

今季こそJ1復帰を誓う清水が白星発進。試合後のフラッシュインタビューで秋葉忠宏監督は、選手たちを称え、勝点3に安堵する。

「この選手たちの、苦しいトレーニングをしてきたからこそ、最後まで走り切る、で、やっぱりご褒美が待っていましたから。そのあともしっかりと締めてみせる。開幕からビハインドを逆転まで持っていける、この選手たちのタフさだとか、やってきたものが証明できたので、まずは1つホッとしています」

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オウンゴールだったが、終了間際に相手のゴールをこじ開けた。

「アディショナルタイムで失点するチームではなくて、あそこでもう一度、我々が突き放しにいく、そういうチーム、クラブ、選手になろうという話をして、今シーズン、ずっと臨んでいますので。そういった意味で、開幕戦から、こういうゲームをしてくれる、ただこういう痺れるゲームがあと37試合、待っている。こういう苦しい、苦しいゲームをなんとかものにできる、そういう1年にしたいなと思っています」

頼もしい仲間に支えられた。指揮官は「今日も熊本の地まで、1000人以上のサポーターファミリーが来てくれて、だからこそ、こういう結果になったと思っています」と感謝を伝え、次はホームで開幕しますので、ぜひ多くの方が、我々と共に戦ってほしいですし、共に背中を押してください。また応援よろしくお願いします」と呼びかける。

次節は3月2日、IAIスタジアム日本平で愛媛FCを迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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