「いつ何が起こるか分からない」横浜に悔しい逆転負け。ヴェルディ指揮官は“2点目”を渇望「決定機をもう1つ決められたら」

無念な結果に終わった。

16年ぶりにJ1の舞台に戻ってきた東京ヴェルディは2月25日、J1第1節で横浜F・マリノスと国立競技場で対戦。開始7分に山田楓喜のFK弾で先制し、終盤までリードしていたが、89分にアンデルソン・ロペスにPKを決められると、90+3分、松原健のゴラッソで被弾。1-2で逆転負けを喫した。

試合後のフラッシュインタビューで城福浩監督は、次のように開幕戦を振り返る。

「選手は本当に頑張っていたので、勝たせられなかったなと思いますし、2点目を取れなければ、いつ何が起こるか分からない、それぐらいのクオリティを持っているのがJ1なので、2点目を早く取りたかったなという思いはありました」

【動画】山田楓喜のゴラッソ! 鮮烈FK弾
ただ、試合を通じて横浜のストロングを出させない戦いぶりはできていた。

「我々らしく守備をして、前線から行く時と、しっかりコンパクトにやる時というのは、どこの相手にもメリハリをきかせたかったし、良い守備からの良い攻撃は、去年からやっているので」

確かな手応えを感じているようだが、「返す返す、決定機をもう1つ決められたら良かったなと思います」と悔しさを滲ませる。

次節は3月3日に浦和レッズのホームに乗り込む。指揮官は「我々はこの試合(横浜戦)を学びにしなければいけないですし、成長していくチームなので、今日の悔しさをしっかりと次、ピッチで表現できるようにしたい」と表情を引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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