【宇都宮】虐待や貧困など、さまざまな困難に直面する子どもを支援する市内の認定NPO法人「青少年の自立を支える会」は25日、市文化会館でチャリティーコンサートを開き、約900人が来場した。
同法人の理事長を務め、昨年9月に亡くなった星俊彦（ほしとしひこ）さん（享年69）の後を継いだ福田雅章（ふくだまさあき）理事長（62）は「星さんも空で見守っていると思う。コンサートを成功させたい」とあいさつした。
市内で活動するバンド「IAM（アイアム）」はディスコサウンドの名曲を演奏。その後、市出身のブルースギタリスト菊田俊介（きくたしゅんすけ）さんが自身のオリジナル曲などを披露し、会場を盛り上げた。
IAMと菊田さんは無償での出演。収益は自立援助ホーム「星の家」など同会が運営する各施設のほか、市内の児童福祉施設などに分配される。
