ヴラホビッチ2G1A、ルガーニのラストプレー弾でユベントスがフロジノーネに競り勝ち5戦ぶり白星【セリエA】

[写真:Getty Images]

ユベントスは25日、セリエA第26節でフロジノーネをホームに迎え、3-2で競り勝った。

前節ヴェローナに引き分けて4試合勝利のない2位ユベントス(勝ち点54)は、ヴラホビッチとキエーザの2トップとする[3-5-2]で臨んだ。

3連敗中の15位フロジノーネ(勝ち点23)に対し、ユベントスは開始3分にあっさり先制する。マッケニーが右サイド高い位置でガッティの浮き球パスを引き出してクロス。ニアのヴラホビッチが右足ダイレクトで流し込んだ。

しかし14分、ゾルテアの右クロスからシェディラにヘディングシュートを決められ、あっさり追いつかれてしまう。そして27分には逆転される。ロングカウンターの流れからブレシャニーニにシュートを決められた。

追い討ちをかけるようにラビオがヒザを痛めてプレー続行不可能となったユベントスはアルカラスを投入。嫌な流れとなっていたが、32分に追いつく。マッケニーのパスをボックス右で受けたヴラホビッチがトラップからシュートをゴール左へ蹴り込んだ。

絶好調ヴラホビッチのドッピエッタで試合を振り出しに戻したユベントスは、ハーフタイムにかけて押し込むも好機は作れず2-2で前半を終えた。

迎えた後半も押し込む入りとしたユベントスは、57分にショートカウンターからキエーザが際どいシュートに持ち込んだ中、62分にユルドゥズを投入。

そのユルドゥズを起点に攻勢を強めていくも決定機を作るには至らない。このまま2-2でタイムアップかと思われたラストプレーの追加タイム5分、ユベントスに劇的勝ち越し弾。

左CKからヴラホビッチがニアで逸らすと、ファーサイドのルガーニが角度の厳しい位置からシュートを流し込んだ。苦しんだユベントスが5戦ぶりの白星としている。

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