80代患者を搬送中の救急車が車と衝突し横転 患者や救急隊員ら6人ケガ 当時は救急車側の進路が赤信号

25日昼ごろ、愛媛県松山市内の交差点で、患者を搬送中の救急車と乗用車が衝突する事故があり、搬送中の患者ら6人がけがをしました。

事故があったのは松山市天山の交差点で、25日午前11時20分ごろ、通行人の男性から「救急車が横転している」と警察に通報がありました。

警察と消防によりますと、救急車は久万高原町から松山市内の病院に患者を搬送するため、サイレンを鳴らしながら緊急走行をしていて、交差点に差し掛かった際、左側からやってきた乗用車と衝突し、横転したということです。

この事故で、救急車に乗っていた80代の男性患者と、付き添っていた80代女性、それに救急隊員3人が軽いけがをしました。

また、乗用車を運転していた60代の男性も軽いけがをしました。

けがをした6人のうち、救急隊員を除く3人が病院に搬送されましたが、いずれも命に別条はないということです。

事故当時、救急車側の進路は赤信号だったということです。

警察は、ドライブレコーダーの解析など、事故の詳しい原因を調べる方針です。

© 株式会社あいテレビ