118分に主将ファン・ダイクが決勝弾!リバプールがチェルシーを1-0で下し、リーグ杯制覇!遠藤航はフル出場で大きく貢献

現地時間2月25日に開催されたリーグカップ決勝で、遠藤航が所属するリバプールがチェルシーと聖地ウェンブリーと対戦。遠藤はアジアカップからチーム復帰後、公式戦4試合連続で先発出場した。

南野拓実(現モナコ)が5試合4得点をマークして優勝した、2年前以来の優勝を目ざすリバプールは、序盤から押し気味に進める。

14分にはエンソ・フェルナンデスとの激しい球際での攻防を制した遠藤から、敵陣中央でパスを受けたマカリステルが持ち上がり、強烈なシュートを放つも、GKペトロビッチの正面に飛ぶ。

20分にはパーマーにゴール至近距離でシュートを浴びるが、守護神ケレハーがビッグセーブで死守。そのこぼれ球に反応したジャクソンのシュートも、遠藤が決死のスライディングで凌ぐ。

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前半は0-0で終えると、後半開始直後の47分にCKの流れから遠藤が右足でシュート。しかし、大きく枠の左に外れる。

迎えた60分、FKからキャプテンのファン・ダイクがヘッドで叩き込む。ついに先制と思われたが、オン・フィールド・レビューの末に遠藤のオフサイドが取られ、得点は取り消しとなる。

以降も互いにチャンスを作りながら、スコアは動かず。0-0のまま延長戦に突入する。

94分にはファン・ダイクの折り返しに、途中出場の18歳ダンズがヘッドで合わせるが、ペトロビッチの好守に遭う。

それでも118分、CKからファン・ダイクがヘッドで今度こそゴールを奪い、ようやく均衡を破る。

このまま1-0でタイムアップ。死闘を制したリーグカップ優勝を果たした。なお、遠藤はフル出場でタイトル獲得に大きく貢献した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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