ホッフェンハイムとのシーソーゲームを落としたドルトムント、9戦ぶり黒星【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ドルトムントは25日、ブンデスリーガ第23節でホッフェンハイムをホームに迎え、2-3で打ち負けた。

前節ヴォルフスブルクに引き分けた4位ドルトムント(勝ち点41)は、5日前に行われたチャンピオンズリーグではPSVに敵地でドローとした。そのドルトムントは最前線にフュルクルク、2列目に右からサンチョ、ロイス、マレンと並べる[4-2-3-1]で臨んだ。

9位ホッフェンハイム(勝ち点27)に対し、ドルトムントは開始2分に失点する。ジャンの横パスをベブにカットされ、そのままシュートを決められた。

まずい入りとなったドルトムントは7分、CKのサインプレーからザビッツァーがGK強襲のシュートを浴びせると、20分に決定機。マレンがザビッツァーのパスをボックス左で引き出してシュートに持ち込んだが、GKバウマンの好守に阻まれた。

それでも1分後に同点とする。ブラントの左CKをニアのロイスが頭で逸らしマレンがボレーで押し込んだ。さらに25分、一気に逆転する。ロイスのピンポイントFKからシュロッターベックのヘディングシュートが決まった。

逆転以降はドルトムントが流れを引き寄せ、敵陣でのプレーを続けた中、2-1で前半を終えた。

迎えた後半、57分にリエルソンのミスパスからバイアーに決定的なシュートを許したドルトムントは、61分にロングカウンターを受けて同点とされる。

フュルクルクのロストからバイアーに持ち上がられると、ボックス手前から打たれたミドルシュートがディフレクトしネットが揺れた。

さらに65分、シュタハにディフェンスライン裏を取られてボックス内へ侵入されると、ラストパスをバイアーに押し込まれた。

再び追う展開となったドルトムントが前がかる中、69分にCKからロイスがGK強襲のシュートを浴びせると、75分にはマレンのパスを受けたフュルクルクがボックス左から決定的なシュートを放つも枠外へ。

その後、アデイェミ、ムココ、バイノー=ギテンスとアタッカーを投入したドルトムントは82分、ザビッツァーのミドルシュートがボックス内のグリリッチュの手に当たるもPKとはならず。

結局、追加タイムにFKからフリーのジャンがヘディングシュートに持ち込むも枠を外して2-3で敗戦。9戦ぶりの黒星となった。

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