武田玲奈主演ドラマ『あなたの恋人、強奪します。』放送決定 共演に渡邊圭祐&渡邉美穂

武田玲奈が主演を務める連続ドラマ『あなたの恋人、強奪します。』が、4月期のABCテレビ・テレビ朝日系ドラマL枠で放送されることが決定した。

本作は、永嶋恵美の小説『泥棒猫ヒナコの事件簿』シリーズを実写ドラマ化する略奪エンターテインメント。男女のもつれを、強奪率100%の“泥棒猫”が解決する。

物語の舞台は、もつれきった男女関係に悩める女性だけが見つけることのできる謎の探偵社・オフィスCAT。この探偵社は、“あなたの恋人、友達のカレシ、強奪して差し上げます。”という怪しげな広告を出し、やむにやまれぬ「別れたい」「別れさせたい」という依頼を引き受け恋愛トラブルを解決している。オフィスCATの社長・皆実雛子(ミナミヒナコ)は、強奪率100%の凄腕女探偵、通称・“泥棒猫”。彼女は、ターゲットとなった男性を惚れさせるために容姿から人柄までを変幻自在に操り、あらゆる手段を使って男女仲を引き裂く恋愛トラブルバスターである。法律やネットに強い相棒・浅沼陽介とともに、日々依頼者の女性たちを救っている。そんなある日、早川梨沙から「暴力をふるう彼氏を強奪してほしい」と依頼が入る。誰にも相談できない悲痛な依頼を受けたヒナコは、梨沙から一通り事情を聞くとDV彼氏の強奪作戦に乗り出し……。「誰にも助けてもらえない人を、助けたい」。別れたい理由の裏には、さまざまな人間模様も。DV、浮気、モラハラ……クズな男との恋愛トラブルを“強奪”という手段で根本から解決し、声にならぬ助けを求める女性にそっと幸せを運ぶヒナコの姿を描く。

主演の武田が演じるのは、探偵社オフィスCATの社長で、ミステリアスな女探偵・ヒナコ。赤メガネ、三本の三つ編み、真っピンクのスカート姿……普段は野暮な風貌をした物静かな女性だが依頼を受けると一変、容姿・人柄を変幻自在に操り狙った男性を必ず落とす。

便利屋としてヒナコをサポートする相棒・浅沼陽介役を演じるのは、渡邊圭祐。陽介は、弁護士を目指して司法浪人する傍ら、オフィスCATでヒナコの右腕として働く社員だ。切れ者で法律にもインターネットにも強い。なお、弁護士試験には3回落ちている。

DV彼氏と別れたい依頼人・梨沙を演じるのは渡邉美穂。日向坂46を卒業後、俳優・タレントとしてマルチな活躍を見せる渡邉が、ヒナコとの出会いで人生の転機を迎えていく梨沙役に挑む。

監督を務めるのは、『結婚できないにはワケがある。』(ABCテレビ)、『勝利の法廷式』(日本テレビ系)などの本田隆一ら。脚本は『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』シリーズ(テレビ東京系)などの我人祥太らが手がける。

【武田玲奈(皆実雛子役)コメント】
●オファーを受けた時の感想
数年前から読んでいて好きな小説だったので、「まさかこれが!」と思ったのと同時に、「絶対にやりたい! 絶対おもしろそう!」とも思いました。撮影まですごくワクワクしながら準備していました! とても嬉しいです!

●演じる“皆実雛子”の魅力
いろんな女の子に変身できる術を持っていてとても器用なのは大前提なのですが、私が好きな所は淡々としながらも常識やルールなどに捉われずもっと大切なものを大事にしている所です。原作のヒナコさんをリスペクトしつつ、皆様に楽しんで頂ける、愛していただけるキャラクターになるよう演じたいです。

●オフィスCATの仲間である陽介役の渡邊圭祐、梨沙役の渡邉美穂の印象
とても楽しい仲間たちです! 不安な部分などもあったのですが、お二人のおかげで現場も楽しく和やかな雰囲気になっていると思います! とても心強いです。

●視聴者へメッセージ
新しいタイプの痛快略奪エンターテイメントだと思います! 時にはスカッとしたり時には心温まったりハラハラしたり。いろんな姿に変身しながら問題解決していく様を是非楽しんで欲しいです!

【渡邊圭祐(浅沼陽介役)コメント】
●オファーを受けた時の感想
爽快感や悲壮感に溢れながら、悲しい人間の性のようなものを皮切りに人間の感情が全部詰まった一本調子に終わらない物語に、是非やりたいという気持ちでした。

●演じる“浅沼陽介”の魅力
真面目でしっかりしてるようにも見えながら、優しさと厳しさに加えどこか抜けている人物だなという風な印象です。演じる上で、オフィスCATの一社員として、仕事に行く前のオフィス姿のヒナコの放つ空気感を同じく纏っていたいと思いました。どのようにもできてしまう幅のあるキャラクターだという風に感じていたので、現場で武田さん演じるヒナコを見てこうしようというものを定めていこうと思っていました。

●ヒナコ役・武田玲奈の印象
猫のような方です。撮影の日々を重ねるたびに見えてくる武田さんの持つ魅力は何面もあって、それがヒナコにものすごく合っているなと。チャーミングで気さくな方でした。

●視聴者へメッセージ
恋愛ものの作品を見ているようでスパイものを見ているような。一度で二度も三度も美味しい、そんな作品だと思います。予想を裏切る展開の連続はハラハラとドキドキを皆様に届けてくれることと思いますので、是非ご覧ください。

【渡邉美穂(早川梨沙役)コメント】
●オファーを受けた時の感想
“恋人別れさせ屋”などは聞いた事のあるフレーズでしたが、“強奪”というのは新鮮だなと思いました。第三者の力を借りてまで終わらせたい恋愛関係とは一体何なのか、それに至るまでの過程や人間関係がどのように描かれるのか、ただただ未知の世界で興味が湧きました。

●演じる“早川梨沙”の魅力
台本を読んでみて、オフィスCATで働く梨沙は何事にも全力で取り組む明るい子だなと感じました。空回りしてしまったり、ヒナコに翻弄される姿はとても愛嬌があり、ついつい目で追いたくなるようなキャラクターだと思います。依頼人として登場した時の梨沙と、オフィスCATで働くようになってからの梨沙のギャップをしっかり演じ分けられるようにしたいです。

●ヒナコ役・武田玲奈の印象
玲奈さんご本人は柔らかい雰囲気を纏っているのですが、皆実雛子モードになると人が変わったようにクールな表情を見せるので、そのギャップに驚きました。依頼内容に合わせて様々なタイプの女性になりきる姿は、まさに変幻自在という言葉が似合います。強奪相手に甘えるようなお芝居の時は、玲奈さんのあまりの可愛さに私までドキッとしました。

●視聴者へメッセージ
ヒナコをはじめとしたオフィスCATのメンバーがどのようにして恋人強奪計画を成し遂げるのか、毎話登場する様々なカップルにも注目しながらご覧下さい。痛快で大胆なスカッとするドラマをお届けします!

【監督・本田隆一 コメント】
思わずギョッとするタイトルですが、アクションあり、サスペンスあり、人情あり、そしてちょっぴりお色気あり? な、冒険娯楽活劇です。恋人は強奪してもらわなくていいけど、オフィスCATには行ってみたいなと思えるような、楽しいドラマを目指しました。どんな女にも姿を変えてミッションを遂行する雛子=武田玲奈さんの八面六臂の活躍にご期待ください!

【原作・永嶋恵美 コメント】
この作品にはなぜか驚かされることが多く、雑誌掲載後、忘れたころになって「本にしましょう」と言われてビックリ、また忘れたころになって「復刊しましょう」と言われてビックリ、またまた忘れたころになって「ドラマ化します」と言われてビックリでした。今回は、うれしさと感謝と期待が山盛りにトッピングされたビックリです。生きて動くヒナコたちを早く見てみたい気持ちでいっぱいです!

(文=リアルサウンド編集部)

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