セルティックは25日、スコティッシュ・プレミアシップ第27節でマザーウェルと対戦し3-1で勝利した。
前節のキルマーノック戦を1-1の引き分けに終わった2位セルティック(勝ち点62)が、2試合勝利のない9位マザーウェル(勝ち点26)のホームに乗り込んだ一戦。この試合ではFW古橋享梧、FW前田大然、DF岩田智輝がスタメン入り、負傷中のMF旗手怜央、DF小林友希はベンチ外となった。
セルティックは開始早々の3分にピンチ。中盤からのスルーパスでDFラインの裏に抜け出したベアにボックス右まで侵入されると、カットインからネットを揺らされたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。
その後はポゼッションで上回るセルティックが主導権を握ったが、思うようにシュートまで持ち込めないまま時間が経過。すると43分、セルティックは右サイドを突破したミラーのパスからスピッタルにミドルシュートを叩き込まれ、1点ビハインドで前半を終えた。
迎えた後半、セルティックは古橋を下げてイダーを投入。すると51分、テイラーの左クロスからイダーがヘディングシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻す。
後半早い時間に追いついたセルティックは、71分にも11のパスでボックス右に侵入したアリスター・ジョンストンのクロスに前田が飛び込んだが、ヘディングシュートは枠を左に外れた。
1-1のまま後半アディショナルタイムに突入すると、セルティックは94分に試合をひっくり返す。ヤン・ヒョンジュンのパスをボックス右で受けたアリスター・ジョンストンの折り返しをニアサイドのイダーがワンタッチで流し込んだ。
逆転に成功したしたセルティックは、試合終了間際の97分にもボックス右のヤン・ヒョンジュンが供給したダイレクトクロスをファーサイドのパルマが流し込み、試合を決定づける3点目を奪った。
結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。首位レンジャーズを追走するセルティックが苦しみながらもリーグ戦2試合ぶりの白星を飾った。