福島県昭和村の「からむし織の里雪まつり」は25日、村内の道の駅からむし織の里しょうわで催された。国の伝統的工芸品に指定されているからむし織を雪上に広げる伝統技術「雪ざらし」の実演が行われた。
雪ざらしをすることで布の不純物が取り除かれ、白くしなやかになるといわれている。実演では、からむし織体験生・研修生らが水に浸したからむし織の布を2人1組になって持ち、雪の上に丁寧に並べた。多くの村民や観光客らが来場し、作業に見入っていた。
大木を引いて木遣(きや)り唄を歌う「大芦ダイモチ引き木遣り」なども披露された。