塩釜産の魚と雪室つや姫、ともに味わう 塩釜・村山の交流事業、リンクむらやま

マグロの解体などが行われた宮城県塩釜市と村山市の交流事業=村山市・リンクむらやま

 村山市と友好都市の宮城県塩釜市との交流事業が25日、村山市のリンクむらやまで開かれ、参加者が塩釜港で水揚げされたマグロやサバを市内産の雪室つや姫とともに味わった。

 村山市内の親子ら10組22人が参加した。塩釜市の職員がサプライズで体長約1メートルのビンチョウマグロ1匹を用意。手慣れた手つきで解体し、子どもたちも自ら包丁を握ってさばいた。参加者は炊きたてのつや姫にサバの干物を混ぜ込んでおにぎりを作った。

 村山市楯岡小2年の石原結也君(8)はマグロのにぎりずしも手作りし、「どの食べ物もおいしい。すしを食べに塩釜に行きたい」。すっかり塩釜ファンとなった様子だった。

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