日経平均は3万9300円台 半導体調整でTOPIX優位の展開

[東京 26日 ロイター] - 26日午前の日経平均は280円高の3万9300円台後半での推移となっている。日経平均の指数寄与度の高い銘柄では中外製薬、ファーストリテイリングが底堅く推移する一方、東京エレクトロン、レーザーテックなどの半導体株は軟化している。

TOPIX(東証株価指数)は前営業日比0.90%超高の2685ポイント近辺。東証33業種では、医薬品、卸売、輸送用機器、銀行、その他金融など26業種が値上がり。海運、鉱業など7業種は値下がりとなっている。

市場では「半導体需要は一段と増加しているものの、株価は頭打ち感が強い。短期的な過熱感から調整している」(国内証券ストラテジスト)との声があった。

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