医療的ケア児の家族対象に災害を想定した避難訓練 広島

日常的に人工呼吸器を必要とする「医療的ケア児」の家族を対象に、災害時を想定した避難訓練が行われました。

訓練は人工呼吸器を装着している6歳の女の子と母親を対象に、広島市や福祉施設など5つの機関が参加して行われました。

大規模地震により、停電や断水のため自宅での生活が困難になった想定で、酸素ボンベやバギーを運びながら避難施設に移動するまでの動きを確認しました。

■半田千寿さん

「どこまで大変かやってみたいとわからないので訓練は大事だと思いました。きょうはいい機会だったなと思っています」

広島市によると「医療的ケア児」は市内に250人ほどいるとみられており、今後も訓練を重ねていきたいとしています。

(2024年2月26日放送)

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