福島県浪江町に計画されている、防災機能を備えた広場の造成工事の安全祈願祭が26日に開かれました。
浪江町では、津波の被害を受けた請戸地区で、震災遺構の請戸小の北側に、防災機能を備えた広場「復興海浜緑地」を整備する計画です。
26日は安全祈願祭が開かれ、関係者がくわ入れをして工事の安全を祈りました。この広場は、災害などの際は「緊急ヘリポート」や、請戸漁港で荷揚げされた緊急物資の仮置き場などとして活用される予定です。
浪江町・吉田栄光町長「（震災から）13年が経過しておりますけど、地域の方々の想いがしっかりと紡がれた拠点としたいと思っております」
普段はパークゴルフ場として活用される予定で、町では、2026年3月末までの完成を目指しています。
